笑い

笑いは人生のオアシス。笑う門に福来る。そう、笑う門に「福音」来る。笑うのは健康に良いとよくいわれる。心身の緊張をとき、ストレスから解放する。笑いには様々な病気に関して驚異的な治療効果があり、ガンの予防効果まであるそうだ。そこで、今日は『福音と笑い これぞ福笑い』(山北宣久)から引用して、いくつかの笑い話を紹介したい。

  ケチン坊:あるケチン坊が結婚した。式のあとで「牧師さん、お礼はいかほど差し上げたらよろしいものでしょうか」牧師は軽く頭を下げ、「花嫁の美しさにふさわしいだけ」と言った。男はしめた!と思ってたった一ドルだけ牧師に手渡した。あきれた牧師はすかさず、しげしげと花嫁を見ながら50セントをケチン坊に差し出して言った。「もしもし、おつりです」。

  誤解:ある女性が牧師のところに来て質問した。「先生、鏡の前で自分の美しさにうっとりしてしまうのは虚栄の罪でしょうか」牧師は荘重に答えた。「いいえ罪ではありません。単なる誤解です」。(綾小路きみまろが言いそうなジョークですね)

  会堂建築:ウエールズの教会が倒壊寸前になり、建築家に修理を頼んだところ建て直した方がよいと強く主張された。そこで牧師は信徒を招集し事態を報告し、種々の決定を仰いだ。①新会堂を建てること 満場一致 ②それまでは古い会堂を使用する 満場一致 ③新会堂は古い教会の石で建てる 満場一致(私たちもよくやりそうな話ですね)

 面会謝絶:フィリップ・ブルックスが大病のため臥床して面会謝絶して閉じこもった時、無神論者で有名なインガソールが見舞いに来ると、快く病室に招き入れ面会に応じた。感銘したインガソールは「他の友達を面会謝絶しておきながら、なぜ私に会ってくださったのですか」と聞くとP・ブルックスは答えた。「他の友達は天国でまた会えると思いますが、あなたとはこの世限りでもう会えないと思ったからですよ」と。

  おあとがよろしいようで。