熊本地震支援について

4月14日前震(震度7)、16日本震(震度7)、1ヶ月たっても続く余震。その間、度々の豪雨と強風。復旧、復興の意欲をそぐ状況。そのような情報を聞くたびに心痛める思いである。

 先週行われた全国地方連合連絡協議会に出席して、南九州連合の方から聞いた話だが、熊本の人たちは、漠然とではあるが(心理的なもの)、阿蘇山の爆発、川内原子力発電所の事故の不安を持っているそうです。確かに科学的には確率の小さなことではあるが、そういう精神状況になっているとのことであった。そこに住んでいる者でないとわからない感覚であろう。

 祈りつつ、できる支援をしていきたいと思います。その支援だが、現地の状況は刻々と変わっていくので、被災者の思いとニーズに合わせて支援していくことが求められます。南九州連合の支援窓口のM先生から次のようなメールが届いています。「この度は、震災に見舞われた熊本を憶え、多くの祈りと支援を感謝します。震災から2週間が経ち、被災地の状況は緊急支援から次の段階へ移っています。まだ物資の支援を必要としている場所もありますが、南九州地方連合内の諸教会では現段階においては物資の支援は必要としていない状況です。現地の教会はこの2週間ノンストップで動いてきました。その中でまだ地震は続いています。今は心身ともに疲労困憊の状態です。これから南九州地方連合の教会に対する支援をお考えの方にお願いです。支援に関する問い合わせや支援の予定については、先日もお願いしたように南九州地方連合の窓口であるMの方にお願いできないでしょうか。現地の教会は問い合わせを受けることにも疲れ、ストレスを感じている状況もあるようです。そういったストレス軽減のためにも窓口を設けましたので、ご活用いただければ感謝です」。

 教会では被災地支援募金を始めました。第一次締め切り5月末。協力をお願いします。復興には長期間かかると言われています。忘れず、祈り続け、支援をしていきたいと思います。