転入会の証しI姉

ご本人の了承を得て、ここに証しの一部を要約して紹介します。

  1937年(昭和12年)10月に横浜の鶴見で7人兄姉の末っ子として生を受け、戦争が激しくなり両親の故郷、信州の岡谷に疎開。終戦後の5年生の終わりに逗子に戻ってきました。5歳から18歳までピアノのレッスンを受け、音大への夢を膨らませましたが、母が亡くなり断念しました。<略>

  1964年(昭和39年)8月、私が26歳の時に、3歳の息子を抱え、やむを得ない事情で母子家庭としての人生が始まりました。<略>区の福祉事務所へ伺い、担当の母子相談員のWさんとお会いし、相談をさせていただきました。「教会へいらっしゃい」とお誘いを受け、教会(洗足教会)へ伺ったことが、私の信仰の第一歩となりました。

  「これからどうして生きていこうかしら」と思い悩んでいた時でしたので、急に光が差し込み、だんだんと気持ちが落ち着き、若いながらも神さまの救いを感じておりました。

  教会へのお誘いと同時に、私たち親子のことを親身に考えていただき、墨田区の社会福祉法人べタニヤホーム(ルーテル)の母子寮をご紹介していただき、1965年(昭和40年)10月に入寮いたしました。大変不安と抵抗がありましたが、大変内容の充実した施設でした。

  1972年(昭和47年)8月まで、お世話になり、港区に引越しをして自立することが出来ました。その間、夜学に通わせていただき、33歳の時に幼稚園教諭の資格を得、また35歳の時に保育士資格を取得しました。さらに、1972年(昭和47年)8月に特別区、地方公務員の試験に合格し、墨田区の児童館をスタートに、30年間公務員としての仕事も健康も支えられ、勤務することが出来ました。

  私はこのキリスト教の施設の生活で「救い、愛、恵み」をたくさん頂き、土曜学校、集会などの奏楽、文化活動、ルーテル市川教会での奏楽とご奉仕ができて、息子を安心して守っていただき、生活出来ましたことを一生忘れることはできません。神さまに感謝の気持ちでいっぱいです。<略>