11月15日(水)~17日(金)に天城山荘で行われた第63回定期総会の報告。天城山荘まで約100キロ。西湘バイパス、箱根新道、最近開通した三島のバイパスを経て、有料道路と続き、車で2時間。20年前より1時間も短縮された。
天城に着くと、あちこちに久しぶりに会う同信の友たちの笑顔。総会に出席する楽しみの一つはそのような主にある交わりである。しかし、一方で参加できなかった教会・伝道所のことも思う。今回、全国284教会の内、参加は199教会、70%の参加。これを多いとみるか少ないとみるか。ちなみに神奈川連合では20の教会・伝道所の内、参加は14の70%。
今年は連盟結成70周年の節目の総会であった。総会標語は「将来と希望を与える計画-バプテストとして生きる」。聖句は「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである」(エレミヤ書29:11)。1日目の夜に「結成70年・感謝と悔い改めの夕べ」があり、70年の歩みをただ感謝で終わるのではなく、かなり厳しい悔い改めを求める振り返りがされた。2日目には朴思郁先生(宣教研究所所長)による「『宣教のパラダイム転換』:これからの福音宣教と教会形成を考える」と題して記念講演が行われた。大胆な枠組みの転換、宣教の取り組みの必要性が語られた。大変素晴らしい講演で、いずれ講演記録が届くので、みんなで共有して学びたい。
今回、群馬県の太田教会と福岡県の那珂川教会の連盟加盟が承認された。特に那珂川教会は伝道開始以来29年目の喜びであった。主な議題は活動報告、決算、活動計画、予算であるが、今年は大きな論争もなく承認された。一方、比較的多くの時間を割いたのが、『連盟70年の歩みから性差別の歴史を悔い改める』声明(案)であった。この声明を通して、私たちの今までの福音理解、宣教のあり方が厳しく問い直された。
お祈りを感謝します。