証 し

 (証者は2000年に日本人の男性と結婚をして、中国東北部から来日された女性です)
 私はK・Wです。2000年に中国から日本に来てから教会に通うようになりました。子どもの頃、中国では教会に子どもたちが通っていなかったので勇気を出して行くことができませんでした。日本に来て、教会に行くと癒されて楽しかったので特別なことがない限り行って、たまに礼拝後の食事をしたり、聖書を読んだりして、気に入った聖書箇所に蛍光ペンで線を引いたりしました。

 昨年12月に卵巣の手術を受けました。たまたま会社の健診で貧血だと分かり、内科の先生に婦人科を受診するよう勧められましたが、子どもの高校受験と時期が重なり最初は無視していました。たまたま時間があったので婦人科を受診したところ、市民病院に行って詳しく検査するよう勧められました。市民病院に行ったら手術が必要と告げられ、頭が真っ白になりました。すごく悩みました。その時会社の同僚が手術の経験があって、いろいろな話を聞きました。手術の一週間前に教会に行った時、Hさんに話したら、牧師先生に祈ってもらったほうが良いと言われたので祈ってもらいました。

 入院する日は一人でバスに乗って病院に行きました。夜怖くて眠れませんでした。14年前長男の出産のため入院していた時は、ママ友もでき、楽しく過ごせましたが、今回は全然違って、人間って弱いものだと思いました。主治医は手術も成功し、重い病気でなくてよかったと喜んでいました。手術が終わったあと、健康が大事だと気付きました。日曜日の夕方に牧師先生夫妻がお見舞いに来て祈ってくださいました。水曜日にはAさんとSさんがお見舞いにきて祈ってくださいました。本当にうれしかったです。入院中と退院後、賛美歌「いつくしみ深き」を聞いたり、聖書を読んだりして癒されました。

 手術前は聖書はただ素晴らしいみ言葉だと思っていたのが、手術後は一つ一つのみ言葉が心に響きました。神様は何で一生懸命信じて教会に通っているのに何も与えてくれないのかと憎んだりしていました。でも今は、何より大事な健康を与えてくださったことにとても感謝しています。