シューラ―の勧める「祈りへの六つのステップ」の後半を紹介します。前半(復習として、キー・センテンスを載せておきます)と合わせて、自分の祈りの成長のために参考にしてください。
①追及せよ。神を激しく求めなさい。②再検討せよ。あなた自身を吟味しなさい。③確信せよ。神があなたのうちに働いて、何事かを起こして下さることを積極的に確信しなさい。
④ゆだねよ。あなたの思いをゆだねなさい。「父よ、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください」(ルカ22:42)
⑤期待せよ。積極的な結果を期待しなさい。肯定的で積極的な感情、喜び、平安、信仰が、あなたの中に流れて広がっていくのを、いま先取りして感じなさい。「もし、信仰があるなら、あなたがたにできないことは、何もないであろう」(マタイ17:20)。
⑥喜べ。喜びなさい。神に感謝するときには、感謝の言葉を、具体的に詳しく述べなさい。たとえば、「神さま、愛する人々の顔を見ることのできる目を感謝します。大好きな音楽を聞くことができ、また、寂しく過ごしている最中に、友人の声を電話で聞くことのできる耳を与えてくださったことを感謝します」というように祈りなさい。
祈りは、私たちの生活の中に神を引き込もうとすることではありません。むしろ私たちが神の御計画とその目的の一部となり、神のみもとに導かれるための霊的訓練です。神の御計画と目的は聖書にあります。聖書に親しみ、み言葉に応答することが祈りともいえます。聖書と祈りが信仰生活の基本であります。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(第一テサロニケ5:16-18)。この聖句を「喜・祈・感(き・き・かん)」と覚えましょう。そして、絶えず祈りましょう。