毎日、新聞を読んでいるがこれほどカタカナ語が頻発する記事は読んだことがない。先週の日曜の朝日新聞。「広がるフェイクニュース」を扱った特集記事。以下、使われているカタカナ語を列挙しよう。
フォーラム、フェイクニュース、ネット、データ、ボット、プログラム。最初の見出し部分だけでこんなに出てくる。「ボット」は、自動プログラムの一種だと説明があった。
本文は投稿記事が多く、記者の自由にならない面があるのは否めないが、次から次と出てくるカタカナ語。デジタル、アンケート、インセンティブ、リテラシー、メディア、メインストリームメディア、ソーシャルメディア、インターネット。インセンティブやリテラシーは最近よく目にするようになったが、正直イマイチよく分かってない。そこで便利な『カタカナ語辞典』登場。インセンティブとは、刺激的な、誘因、動機づけとある。リテラシーは読み書きの能力だとか。
次を読んでいくと、ネットリテラシー、メディアリテラシーと出てきた。先ほど辞典で調べたので、なんとなく理解。まだまだ出てくる。ファクトチェック、コンテンツ、ジャーナリズム、一次ソース,コンピューテーショナルはわざわざカッコで(コンピューターによる)と付け足してあった。さらに続く。プロパガンダ、プロジェクト、ツイッター、ユーザー、ハッシュタグ、これもカッコで説明。その説明もカタカナ!(キーワード)だってさ。
ネット関連の記事なので、ある程度のカタカナ語は仕方ないと思っていたが、これほどまでとは。最初読んだときは、なんとなくもやもやして消化不良に陥った。
続けよう。ツイート、チーム、インタビュー、ロボット、ロビイスト、サービス、サイクル、ヘイト、テーマ。以上です。もちろん、すでに日本語として定着しているテーマとかサービスなどのカタカナ語もあるけれども、一般的な日本人がどれほど理解できるだろうか。ちなみにフェイクニュースとは偽情報、または偽報道のことです。私など完全に最先端より3周遅れ。まあいいか。