早朝散歩継続の秘訣

断続的であっても10年続いている早朝散歩。平塚に来て2か月目から始めた。すっかり私の日常生活の一部になっている。それまでも運動不足解消のために、プールやスポーツジムに通ったり、夕方にウォーキングやジョギングをしたりと試みたが長続きしなかった。長続きの秘訣は何だろう、と考えてみた。

 まず、早朝だと不意の電話や訪問がない。もちろん会議など出かける予定は入らない。そう、だれからも早朝の時間帯を邪魔されないので、あとは自分の体調と意志だけで実行できること。旅先でも同じで、早朝散歩を楽しんでいる。

 自分の体調と意志だけと書いたが、生身の人間だから、病気もするし、前夜遅くまで会議があった翌朝は寝坊もする。雨が降ってできない日もある。甲状腺の症状が悪化した時は1か月以上も休んだが、早朝散歩をやめようとは思わなかった。一週間に2、3日しか行けないような生活のリズムが狂った時も、早朝散歩で生活のリズムを取り戻していった。雨が降っても槍が降っても一日も休まないぞ、というような完璧主義をやめて、その辺は適当に考えると肩の力が抜けて、無理なく続け られた。

 ちょっと体調がよくない時とか少し寝坊をした時もミニ散歩と称して短めにしてあきらめずに出かけたのもよかったのだろう。そこは柔軟に考え、対応していけばいい。とにかく一日のスタートが早朝散歩から始まると後もスムーズに進行する。

 早朝散歩の後は、デボーション(聖書日課と祈り、黙想)、コーヒータイム、新聞を読む、そして朝食と続く。朝食後は日替わりメニューとなる。夜は会議や特別な用事がない限り9時には寝るようにして、5時には起きる。最近は4時に起きて散歩に出かけることもある。そんな時は朝めし前の仕事がはかどり、気分爽快。その日一日ゆとりをもって過ごすことができて快適。

 副産物もある。散歩時にチラシ配りをすること。一石二鳥。100枚持っていくと30分で終わる。少し遠くだと自転車で行って配ることもある。また、散歩をするとその日の体調がわかり、健康管理に役立つ。これからも続けたい。