この4月、K教会からM教会に転任されたH先生から、近況のお葉書をいただいた。書き出しに「♪春が来た♪」とあった。しかし、春が来たと思ったら、もう5月。「♪夏も近づき八十八夜♪」の季節である。
そのように月日の経つのは早いもので、4月の初め、花見の話題で盛り上がっているうちに、ゆっくり花見をする機会を今年も逸し、今は葉桜。そうこうするうちに、14日、突然の「熊本地震」。被災地の方、特に熊本・大分の教会・伝道所のことが気がかりで情報を集める。祈りつつ支援募金を始める。
4月を振り返ってみた。12日に連盟の「全国連合会長協議会」の打ち合わせでS教会へ(今回、神奈川が司会ということで)。はじめてS教会を訪問。S教会の会堂は平塚教会と同じボォーリス社の設計でよく似ている。幼稚園を併設していて敷地も広いところも同じ(2年前閉園)。
21日、月一回の炊き出しも終わり、やれやれと仕事をしていたら、夕方突然(いつものことだが)シェルター利用の依頼。あわただしく受け入れ準備。利用者は26日まで滞在。その間、24日連合総会。準備に追われた1ケ月だったが、活発な質問・意見も出て、神奈川連合の元気な様子が見て取れて感謝。
そして、なんとその総会の最中に教会員のK姉の訃報の一報が携帯に。会長として中座はできず、同席していた教会員に連絡を取ってもらう。夕方、翌日とご遺族と葬儀社との打ち合わせ。28日告別式が感謝のうちに終わる。翌日からゴールデンウィークが始まり、台風の孫たちがやって来て連泊。
反省と教訓。備えあれば患いなし。天災は完全に防ぎようがない。そこで「防災」ではなく「減災」という考えが生まれた。少しでも被害を減らそうという考えである。備えておくことはないか周囲を今一度見渡す。家具の固定が必要か。もう一つの教訓。仕事は早めに、余裕をもって片づけておく。これがなかなか難しいが心がけていきたい