カテゴリ:牧師室から



2015/03/29
今日から受難週です。受難というのは、イエス・キリストが受けた十字架上の苦しみと死を指します。そこで、主イエスの生涯の最後の一週間について考えてみましょう。...
2015/03/22
バチカンは二つの顔を持つ。12億の信者を抱える世界最大の宗教団体(ローマ・カトリック教会)であると同時に、世界で最も小さな独立国(バチカン市国)でもある。キリスト教精神に基づいて平和を実現し、差別撤廃や人権の尊重を世界に広めることを目指している。...
2015/03/15
今日は受難節第4主日礼拝である。今年の受難節は2月18日(水)からで、この日は「灰の水曜日」(中世のカトリック教会で、この日に主の受難を覚えて、頭に灰をかぶったことから名付けられた)と呼ばれ、この日から主の十字架の苦しみを覚える受難節に入る。...
2015/03/08
最近読んだ本や新聞などから、心に残った言葉や文章を拾ってみました。各種の情報が氾濫する日常生活で、時に立ち止まって沈思黙考したいもの。  「人間は自分のことしか考えない」と思うのは絶望、「人間は他人のことを真剣に考えられる」と思うのは希望。(末井昭、朝日新聞「逆風満帆」3月7日付)。...
2015/03/01
神奈川バプテスト連合の「信教の自由を守る日2・11集会」が相模中央教会で開催され、80名の参加があった。講師は比企敦子氏(日本キリスト教協議会教育部総主事)、テーマは「マイノリティの心の自由」。以下はA姉(80代)の感想文。...
2015/02/22
K姉は19歳の時、受浸。喜びと感謝の信仰生活を送っていましたが、「それからしばらくして人生の最大の試練の時を迎えたのです」と、その時のことを証しされた。以下、伝道礼拝でのK姉の証しより。...
2015/02/15
平和に暮らすには「敵を作らないこと」、次に互いの理解と信頼を深め、仲良しになることだ。これが急がば回れで、一番の方策である。そのためには常に「対話」が求められるだろう。...
2015/02/08
「人生は出会い」という。いろいろな人、モノ、出来事と出会いながら、その人の人格が形成され、人生の行路が導かれる。その中で、私たちキリスト者にとって「聖書のことば」(聖句)との出会いは決定的であり、きわめて大切である。日ごとに新しく、み言葉に出会う喜びを体験したいもの。そんな思いに適した本がある。『愛に根ざして生きる――聖句断想2』(小島誠志著 教文館 2004)である。引用して紹介しよう。  倒れても…「主は倒れようとする人をひとりひとり支え/うずくまっている人を起こしてくださいます」(詩編145編14節):倒れてもいいのです。倒れるときは、神の手の中に倒れるのです。歩き疲れたら、神のみ手の中にかがむのです。神は受けとめてくださいます。倒れてもいい。倒れることができる。それが信仰の慰めです。  気を落とさず…「だれも気を落としてはなりません」(サムエル記上17章32節):「気」を「落とす」とはなんという言葉でしょう。「気」は人を生かしている内なる力であります。人生のカベを自力で突破しようとすれば必ず「気を落とす」ことになるでしょう。カベは神が突破してくださいます。人はその後につくのです。信仰は先走ろうとする自分をくりかえし神の後ろにひき据える働きであります。  涙…「神が彼らの目から涙をことごとくぬぐわれる」(ヨハネ黙示録7章17節):だれも、わけがわかって生きているわけではありません。なぜそうなのか、と聞かれても答えることの出来ない矛盾や不条理をかかえて、歯をくいしばっているのです。この現実の中で清算できない苦しみを担って。すべての涙を受け止めてくださる方がいるから生きているのです。その懐に抱かれて存分に泣くことができる、その時があるから。  敗北…「互いに…責めるべきことがあっても、赦し合いなさい」(コロサイ3章13節):「ゆるしてください」と、先に言われた時ほどに恥ずかしいことはありません。その時には深く深く自分が敗北したのです。  御言葉を日々、味わいましょう。
2015/02/01
使命とは、何でしょう。作家の三浦綾子さんは「使命っていうのは、命を使うと書きますよね。私の使命は小説を書くことだとずっと思ってきました。体が弱ってから小説を1冊書き上げると、もうくたくたになるんです。あ-、命を使ったなあって思うんです」と語られている。...
2015/01/25
近隣の牧師たちと読書会をしている。先週は私の順番で発題した。テキストは『水平から垂直へ 今を生きる私たちと聖書』(船本弘毅著 教文館 2013)。その8章の「自由と愛」をテーマにした箇所。ガラテヤ書5章1-13節から学んだ。  その学びの中で、ミシェル・クオストという司祭の祈りに出会った。孫引きだが紹介したい。  ...

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